FC2ブログ
C'est un site internet du garçon qui vise le Formule 1 ingénieur.
>> はじめに
>> ヴルカヌスに応募しよう
>> 特別便

> フランスインターン年間計画

> 最終レポート(英語・フラ語)
 ・ Front page - 5 page

 ・ 6 page - 10 page

 ・ 11 page - 15 page

 ・ 16 page - 20 page

 ・ 21 page - 25 page

 ・ 26 page - 30 page

 ・ 31 page - 35 page

 ・ 36 page - 37 page

> 月刊レポート(英語・フラ語)
 ・ 結構つらいな5月号 [ ENFR ]

 ・ 成長したかな6月号 [ ENFR ]

 ・ 新たな出発7月号 [ ENFR ]

 ・ フランス企業8月号 [ ENFR ]

 ・ 世界企業で9月号 [ ENFR ]

 ・ 仕事に夢中10月号 [ ENFR ]

 ・ ちょっと幸せ11月号 [ ENFR ]

 ・ 将来不安な12月号 [ ENFR ]

 ・ 将来明るい1月号 [ ENFR ]

 ・ 新たなスタート2月号 [ EN ]

>> 最近のエントリ
>> 月別アーカイブ
>> リンク
>> プロフィール

kent

ブログ管理人: 福原 健人(履歴書

岡山出身の大学院生
岡山&日本と車をこよなく愛する.
<好きな言葉>
世に生を得るは,事を成すにあり!
by 坂本竜馬
<好きな瞬間>
命を燃焼させている時っ!

>> メールフォーム

応援メールお待ちしています.
批判メールは即ゴミ箱行きです♪

名前:
メール:
件名:
本文:

>> スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
| ↑TOP |

>> シュツッツガルト大学見学レポート

今月の初めにシュツッツガルト大学を訪れた時のレポート。ヨーロッパのF-SAEチームから技術・組織運営等多く学ぶことができました、そしてシュツッツガルト大学の学生のレベルの高さに驚かされました。

1. 訪問日程と概要
2009年11月8日
10:00~12:00
福原(岡山大学)、塚野(東北大学、元金沢大)

stuttgart.jpg
車体に描かれた白馬はシュツッツガルト市のシンボルマーク

 “Formula Student (in UK)、Formula Student Germany(in Germany)、Formula SAE Italy(in Italy)において総合優勝!!”。2009年度ヨーロッパのFormula Studentに旋風を巻き起こしたドイツのFormula Studentチーム、シュツッツガルト大学のF-SAE活動を見学。当日は09年チーム・チームリーダーのPeterが活動のオフィス、ワークショップを紹介してくれた。

 シュツッツガルト大学の学生フォーミュラ活動はFormula Student Germany開始当初の2006年より活動開始(それでも比較的遅いチーム設立)。最新の技術や設計プロセスを車両に導入し、参戦開始以降ドイツ、イギリス、イタリア、オーストリア大会において総合優勝を常に争う強豪チーム。09年車両においてはチーム初のフルカーボンモノコックボディーに挑戦。モノコックフレーム初年度において完成されたモノコックを確立し、上記の成功を収めた点からもチームの技術力の高さ、開発の早さを見ることができる。ヨーロッパFormula SAEにおいて最も成功したチームとも言える。

 シュツッツガルト中央駅から近郊鉄道で約10分、シュツッツガルト大学のカレッジはシュツッツガルトの近郊に位置する。大学は総合大学ということで壮大な敷地を有する。訪問したのが土曜日ということもあり(ヨーロッパの学生は週末になると各地家族の元に帰るのが恒例である)大学内は寂寞としていたが、平日には多くの学生でキャンパス内はにぎわうのであろう。シュツッツガルトチームの本拠地はキャンパス内の片隅に位置する建物の中にあった。

IMG_3572.jpg      IMG_3592.jpg

2. チームの印象
 ヨーロッパNo.1チームの施設・環境は意外にも平凡だった。否、施設・環境は平凡でこそ、そこで“働く”学生はヨーロッパ最高峰レベルであった。

 ドイツの教育システム:まずシュツッツガルト大学の活動説明に移る前に、ドイツの教育システムを説明する必要がある。ドイツの大学には日本で採用させているBachelor's degree、Master's degreeという教育システムとは異なり、ドイツ独自にて伝統のDiplomシステムという教育プログラムが採用されている。Diplomシステムは、基礎教育2年間を含む最低9学期(4年半)のプログラムにて構成されており、大学卒業までに平均で12学期ほどかかると言われている。Diplomシステムの最大の特徴は基礎教育を終えた後、比較的自由度の高いStudy research projectを行える点である。学生が研究の内容を決めることができ、ある学生は研究を行うために研究室に行き、ある学生は企業インターンシップに参加し、時にその研究対象として学生フォーミュラ活動を用いることもある。Study research project期間においては授業等が少なく、また、研究対象として学生フォーミュラの活動が認められた際(認められないときもある)には“フルタイムワーカー”として学生フォーミュラ活動に参加することができる。以上からも分かるように、ドイツの教育制度と学生フォーミュラの活動は相性がよい。

 チームは学校と独立した法人扱い。日本で「学生フォーミュラ活動は一つの小さな企業を経営するようなものだ」といわれるが、シュツッツガルド大の活動はまさに一つの小さな会社である。ゆえに税金の申請も独自に学生が行っているし、活動場所は大学内にこそ位置するが、学内ベンチャー企業が入居する建物内。ほとんどの学生はStudy research project期間に学生フォーミュラ活動に参加するため、一人の学生が活動に参加する期間は“長いケースで二年間”、中には一年で活動を去っていく学生も多いとか。比較的短く感じるがその短期間において学生一人ひとりが課題(Project Plan:例えばカーボンモノコック製造法の研究など)を持ち、一年間フルタイムワーカーとして働き、活動結果を論文として学校に提出するため、学生一人ひとりの専門性は非常に高いし、高いプロフェッショナル精神を感じる。

IMG_3578.jpg      IMG_3584.jpg

現在チームは40人のメンバーからなっており、設計・製作部門とマネージメント部門に大きく分かれている。基本的に設計・製作部門においては「高い専門知識」と「多くの自由時間」を持っている上級生を好んで採用しているらしい。マネージメント部門においては下級生の参加も許可しているようだ。設計・製作部門において、各担当者は設計から製作まで担当箇所の全行程に責任を持って行う。チームメンバー勧誘については、各学部で授業前に活動紹介プレゼンを行ったり、活動説明会・ファクトリーツアーを行ったりなど、どこの国でも同じようにみな努力しているのだと感じた。

チームへの加入においてインタビューを行っている。基本的にやる気と活動に時間を割けるようであれば、加入させている。ある日本人が加入を希望していたが、「ドイツ語と英語の両方が乏しく、円滑なコミュニケーションが取れない」という理由で不採用になったというエピソードを聞いた。

強豪シュツッツガルト大学チームの背景には大学システムの違いや組織形態の違いなどの見て取ることができた。しかしこのチームの強みは確立した形での技術開発(Study research project)をベースとした車両開発をはじめ、参加学生を選抜する高いプロフェッショナリズムなのだろうと感じた。ヨーロッパ最高峰レベルの学生がFormula Student参戦四年目(06年チーム設立)にしてチームをヨーロッパ最強のチームへと導いた。

IMG_3576.jpg      PB070005.jpg


PB070039.jpg      PB070004.jpg
| ↑TOP |
 | HOME | 

Mondial de l'automobile IMG_2330s.jpg Voyage@St-Malo IMG_2173s.jpg Vacances@Belgique IMG_2002s.jpg Etude@Angleterre IMG_1771s.jpg Etude@Le Mans IMG_1494s.jpg

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。